学び続ける人の記録

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目覚まし時計の歴史と進化〜時間管理の必然性〜

こんにちは。
このブログのテーマが学びということで、
身の回りにあるもの、当たり前に使っているものに関して
そもそもこれってなんだろう?という点に着目した記事も書いていこうと思います。

きっかけは「Dr.STONE」を読んだことです。
文明も何もかもなくなってしまった世界で一からやり直していくというストーリーですが、主人公が超科学オタクで天才のため、原始的なものからいろんなものを作り出していきます。
コーラ作ったり、携帯電話作ったり、な〜んにもないのにあらゆるものを作れてしまうのです。
彼は確かに驚異的な記憶力がありますが、私はこれを読んで「知識は力だ」と強く思いました。
いざという時頼れるのは自分の頭にある「知識」だけ。
何に役たつかわからないけど、身の回りにある当たり前のことやものをちょっと調べてみようかな、と思い立ちました。
それ以外にも単純にストーリー展開が面白いので機会があれば一度読んでみてください。


◎目次

本日のテーマ

目覚まし時計の歴史: 時間管理の必然性と進化について

毎朝目覚まし時計に起こされて、一日の始まりを迎える方が多いと思います。
目覚まし時計は、私たちの日常生活に欠かせないアイテムですが、その歴史は古く、時間に対する人間のニーズの変化とともに進化してきました。
今回は、目覚まし時計の歴史とその進化、仕組みを紹介します。

古代の目覚まし方法

古の目覚まし方法は、自然の光や音によるものだそうです。
人間は太陽が昇ると目を覚まし、沈めば眠る生活が本来の姿だなんて言われています。
しかし、だんだんもっと正確な時間を知ろうとします。
理由は、農業などで時間の管理が社会的に必要となってきたから、というのもありますが、宗教的に太陽の動きを把握したかったというのが起源でしょう。
文明が発達した地域で生まれた太陽時計は、時間という概念を明確に持つ人間の象徴のようなもの。
しかし、太陽時計には夜や曇りの日には使えないという弱点があります。

時計の誕生

いろいろな時計が生み出されていく前に、どうやって正確な時間を把握していったかちょっと説明しましょう。
これは地道な天体観測によるものなのです。
今でこそ当たり前ですが、正午に太陽が一番高い位置にきますよね。
そうやっていろいろなことを研究していって時間というものをきちんと管理していくようになりました。
ちなみに時計が12分割(60分割)されたのはいろいろな理由が考えられますが、12種類の星座がぐるぐると回っていることに気づいた(お馴染みの12星座のこと)から12個に分けてみた、60という数字は約数がたくさんあることから使いやすいと思ったのではなど、いずれにしろ様々な文明でそれぞれに発展していったようです。
ちなみに60進法は古代からあり、数学は思っているより歴史があるようです。
どちらも人間が社会で生きていく中で土地を分けたい、農作物をうまく育てたいなど必要に応じて自然と生まれたのだと考えられます。

機械式時計の登場

そんな歴史ある時計や時間ですが、もう少し正確に知りたいと思うようになります。
中世ヨーロッパで機械式時計が発明されました。
人間の探究心は半端ないですよね。
機械式時計は、ぜんまいや振り子などによって、一定の周期で動く仕組みです。
当時は、時計塔や教会時計などの大型のものが主流で、社会全体に時間を知らせる手段として、重要な役割を果たしました。
鐘が鳴ったから今日はおしまいにしよう!みたいな合図のようなイメージですね。

個人用目覚まし時計の誕生

本格的に人間が時計を気にし始めたのは、ごく最近の話。
18世紀以降、機械技術の進歩によって機械式時計は小型化され、個人用のものが登場しました。
しかし、最初の個人用目覚まし時計は、具体的に誰がいつ開発したのかは定かではありません。
最初に発明されたものは設定した時間になると鐘を鳴らす仕組みだったようです。
ちなみに時計の技術を革新的に飛躍させたのはアブラアム=ルイ・ブレゲと言われています。
その後、様々な種類の目覚まし時計が開発されました。
例えば、鳴り物や振動で起こすもの、音楽やラジオで起こすもの、香りや水で起こすものなどです。
ちなみに今の時計の仕組みを調べてみましたが、恐ろしく精密な機械でした。
デジタル時計はコンピューターみたいだし、電波時計なんてもっとすごい。
みなさんがよく使っているスマホのアラーム機能はプログラミングによるものでした。

目覚まし時計の普及と生活への影響

目覚まし時計がさらに普及した背景には、産業革命という大きな社会的変化がありました。
産業革命は、工場や鉄道などの発展によって、時間に対するニーズが高まりました。
人々は、決められた時間に仕事に行き、決められた時間に休むという生活様式を取るようになりました。
このような生活は効率化や生産性の向上につながりましたが、一方で、ストレスや睡眠不足などの問題も生じました。
目覚まし時計は、このような生活様式に適応するための必要な道具となりました。
とても合理的な理由で普及しましたね。

デジタル時代の発展

20世紀後半に入ると、電子技術の進化によって、デジタル目覚まし時計が登場しました。
デジタル目覚まし時計は、液晶やLEDなどのディスプレイによって時刻を表示する仕組みです。
デジタルは機械式時計よりも正確でアラーム機能も多様化しました。
例えば、スヌーズ機能や音量調節機能などです。
また、デジタル時計は温度や湿度を表示するもの、ラジオやCDを再生するもの、スマートフォンと連携するものなど時計以外の機能も備えるようになりました。

未来の展望

現在、目覚まし時計は、スマートテクノロジーとの融合によって、さらなる進化を遂げています。
スマートテクノロジーとは、人工知能やインターネットなどの技術を利用して、人間の生活を便利にする技術のことです。
スマートテクノロジーと目覚まし時計が組み合わされると、どのような効果が期待できるでしょうか?
一つの例は、睡眠サイクルに合わせた目覚まし方法です。
睡眠サイクルとは、人間が眠りに入るときに浅い眠りと深い眠りを繰り返すことです。
睡眠サイクルに合わせて目覚めると、体と心の状態が良くなるそうです。
スマートテクノロジーを使えば人間の睡眠サイクルを測定し、最適なタイミングで目覚ましをかけることができます。例えば、スマートフォンやスマートウォッチなどのデバイスで人間の体温や心拍数などを測定し、浅い眠りの段階で音や光や振動などで起こすという方法を取ることができます。
急に未来感出てきました。

まとめ

目覚まし時計は、時間管理の必然性とともに進化してきました。
古代から現代まで、様々な種類の目覚まし時計が開発され、人間の覚醒と睡眠のリズムを変えてきました。
睡眠は人間にとって重要な要素、自分の睡眠の質や量にも注意してみましょう。
未来の目覚まし時計はどのようになるのか楽しみですね。